一般に、まぶたが上がりにくい(眼が十分開きにくい)状態を眼瞼下垂と言います。まぶたを上げるのは眼瞼挙筋という筋肉ですが、その筋肉を動かすのが動眼神経という神経です。この筋肉や神経の異常でから眼瞼下垂は起こります。
まぶたが下がった状態だと、視界が狭くなったり、よく見ようとするあまりに額や肩に思わぬ力が入って、しわや肩コリ、頭痛の原因となったりします。
また、目元は顔の印象を決める重要なポイントで、まぶたが下がると老けた印象を与えがちに…。下垂を治療すれば目元がすっきりとして、若々しくいきいきとした表情を手に入れることも可能となります。
すぐにできる!眼瞼下垂チェック方法
① 目を軽く閉じた状態で眉毛の上を指で押さえる
②その状態のまま目を開く
③目がスムーズに開くか、おでこに力が入っていないかをチェック
このときに、目が開きづらい、おでこに力が入るなどの場合は眼瞼下垂の可能性が高いと考えられます。
一度当院で診療を受けることをおすすめします
まぶたの仕組み
眼輪筋(がんりんきん)
目の周りを取り巻くまぶたを閉じる筋肉
瞼板(けんばん)
まぶたの縁にある少し硬い軟骨のような組織
眼瞼挙筋(がんけんきょきん)
まぶたを持ち上げる筋肉です。眼瞼挙筋が収縮・弛緩すると、まぶたが開いたり閉じたりしています。
挙筋腱膜(きょきんけんまく)
眼瞼挙筋と瞼板をつなぐ組織。
ミューラー筋
瞼板と眼瞼挙筋の間にある筋肉。
眼窩脂肪(がんかしぼう)
眼球のまわりを覆う脂肪。眼球を外部からの衝撃などから保護る働きがあります。
先天性の眼瞼下垂
■ 生まれつきの眼瞼下垂
先天性に眼瞼挙筋の発育不全あるいは麻痺によるもので片側に発症するものが多く見受けられます。
後天性の眼瞼下垂
■ 老人性眼瞼下垂
神経あるいは筋麻痺などに特別な原因がなく、老化現象で起こる両眼性の眼瞼下垂。高齢者(おおむね60歳以上)に後天的に発症します。発症の時期には個人差や眼の左右で差があり、初期には動揺が見られ、次第に進行して高度下垂となります。ただし高度下垂でも眼瞼挙筋機能は良好な場合が多く見受けられます。眼位・眼球運動に異常が見られず、瞳孔異常もありません。
■ コンタクトレンズ眼瞼下垂
コンタクトレンズの長期使用者に見られる比較的軽度の後天性眼瞼下垂です。ハード、ソフトのコンタクトレンズの種類に関わらず長期装用眼に発症します。発症の時期に眼の左右で差があることが多く見受けられます。眼位・眼球運動に異常が見られず、瞳孔異常もありません。
■ 内眼術後眼瞼下垂
内眼術後に見られる眼瞼下垂です。高齢者で白内障・緑内障などの術後に現われるものと、年齢に関係なく、網膜剥離、硝子体手術など比較的手術侵襲および術後炎症の強かったものに見られる場合があります。前者の高齢者に見られる場合には、手術が誘因となって老人性眼瞼下垂が進行する場合も多く見受けられます。後者の場合は、眼瞼挙筋と周囲組織との癒着により下垂となっています。
眼瞼下垂は、生まれつき発症する先天性と、徐々に症状が現れる後天性のふたつがあります。後天性の眼瞼下垂の主な原因として、加齢や生活習慣による筋肉の衰えなどが挙げられます。
また、現代ではパソコンの長時間の使用やハードコンタクトを着用することで、若いうちから次第に眼瞼下垂になる人も増えていると言われています。
眼瞼下垂手術は、美しく仕上げようとすると高度な技術を要する手術です
瞼下垂の治療法は、切開をする手術が一般的です。ですが、最近では切らなくても治せる治療法があります。
まずはカウンセリングを受けていただき、あなたの眼瞼下垂の状態や原因を見極めてから、それぞれに合った「切る施術(切開あり)」と「切らない施術(切開なし)」をご提案させていだきます。
どちらも、たるんだ眼瞼挙筋を引き締めるのですが、腫れると左右の眼のバランスがとれなくなるので、当院では最新の注意をはらって慎重に行います。
※健康保険適応です。
初めに、まぶたの状態を診させていただきます。ご自身の症状やご希望に合わせた治療方法のご提案をさせて頂きます。
手術方法や費用などについてもご説明させていただきます。不安・疑問・心配事など、ご納得のいくまで何でもご質問・ご相談ください。
患者様ごとの治療方針に従って手術を行います。
患者様により多少の差がございますが、手術時間は約1時間程度です。
約7日後に抜糸のため、ご来院いただきます。その後約1ヶ月後に経過を診る為ご来院をお願いしております。その他気になる点がございましたらいつでもご連絡ください。
眼瞼下垂治療[両眼] 45,000円程度 (健康保険適用/3割負担の方)
医学博士
日本形成外科学会専門医
日本美容医療協会美容レーザー適正認定医
日本美容外科学会Medical Skin Care Specialist
元近畿大学医学部形成外科医学部講師
難病指定
略歴
■大阪府出身
■大阪府立高津高校卒業
1995年
近畿大学医学部卒業
近畿大学医学部形成外科入局
近畿大学医学部医学科大学院卒業
2001年
生長会ベルランド総合病院形成外科
2002年
近畿大学医学部形成外科 病院講師
病棟医長
2003年
近畿大学医学部形成外科 医学部講師
病棟医長
2004年
きぬがさクリニック大阪 副院長
きぬがさクリニック姫路 院長
2005年4月
堺東にてまなべ形成美容外科を開設
所属学会
■日本形成外科学会
■国際形成外科学会
■日本美容外科学会
■日本美容医療協会
■日本美容皮膚科学会
■日本抗加齢医学会
■日本精神神経科学会
■日本在宅医学会
■日本医師会会員
■堺市医師会会員
まなべ形成美容外科5つのモットー
まずは、カウンセリングで悩みを打ち明けてください。中には、お友達、ご家族には理解してもらえない悩みだってあります。どんな悩みだって結構です。
治療の選択肢は様々ですから、あなたに合った方法をお互いで導き出しましょう。
一人ひとりに合ったアフターケアを実施しております。いつでもお気軽にご相談ください。
治療の選択肢は様々ですから、あなたに合った方法をお互いで導き出しましょう。
一人ひとりに合ったアフターケアを実施しております。いつでもお気軽にご相談ください。